W is for '' We are shaped and fashioned by what we love ''.


「ひとは愛するものごとによってかたちづくられる」


「w」はゲーテの言葉を。


あなたの愛するものごとはなんですか?

愛するものにふれているとき、ひとは笑顔になります。

自然とこころも温かくなり、満たされますね。

ゲーテの言うように、そういった気持ちが蓄積されて私たちは作られていくんだなあと思います。


ただ、ポジティブなことばかりではありませんよね、この人生。


ポジティブなゲーテと対照的に、ネガティブな偉人代表カフカは


「将来に向かって歩くことは、ぼくにはできません。将来にむかってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。」


と最高に後ろ向きな名言を残しています。

これはこれで私は好きなんですけど(笑)

後ろ向きすぎて逆に励まされます。

(「絶望名人カフカの人生論」とてもおすすめの1冊ですからご紹介しておきます)

おからだのメンテナンスをしていると、からだの中でも「ネガとポジ」がミックスされていることがわかります。


愛すること、楽しいこと、うれしいことの割合が多いとき

血の巡りがよく、からだのほどよいやわらかさがあり、呼吸が上手くいきます。


反対に、我慢強く耐えること、いらいらすること、悲しいことの割合が多いとき

からだは冷たく、筋肉はきゅうっと縮まり、浅い呼吸しかできません。


いちばん顕著なのはおなか。

ネガの強いときはおへその下に力が入らなくなり、ぽこんとでっぱった状態になっています。

おさえると痛いです、そういうときは。

「腹にいちもつ」って言いますでしょう。

おなかにいやなことを溜め込んでしまうんです。

溜め込んでいることにまず気づいてあげると、からだとこころはほっとするんですよ。

やっとサインに気づいてくれたなあって。

ネガを抱え込むのにも許容量がありますから、からだもギリギリまでがんばって

耐えているんですけど、もう無理!もう抱えきれません!というところにくると

「症状」としてサインを出します。(ほんとはもっと早くサインを出し始めているので、からだの声を聞いてあげられるともっとからだは喜びます)

サインを逃さずお手当てしてあげられたら、またがんばって働いてくれますし、ポジティブなことが蓄積されるスペースも生まれます。


からだのネガとポジのバランス、できたらゲーテの言うように「愛するものごと」でかたちづくられるように日々を積み重ねていきたいものです。

(カフカみたいにぱったりと倒れこむのも、たまには悪くないと私は思っていますけどね←私は基本ネガティブ人間なので、打ちひしがれるのも嫌いじゃありません(笑)からだに負担をかけない程度によく倒れこんでいます※でもネガからポジに移行するのも素早いです~からだのコントロールがうまくいっている証拠かなと自画自賛しております。余談。)



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