Y is for YUMMY! YUMMY!
みなさんはどんなものが好物ですか?
私は今、抹茶の甘味に目がありません。
このまえも「抹茶ばばろあ」っていうすばらしくおいしいおやつを食べまして、とっても幸せな気分になりました。
「食べる」って当然ですけど大切な、必要不可欠な行動です。
生存するためには、栄養を摂取しなければなりません。
計算された養分だけを摂り入れるなら、サプリメントや点滴でも理論上は生きていけます。
だけどそれじゃあ「活力」は生まれませんよね。
おいしいなあ♡
きれいな色だなあ♡
いい香り~♡
味覚・視覚・嗅覚。。。五感を駆使しながら、咀嚼し、飲み込み、胃袋へ。
その行程が、何を引き起こすかというと、
脳幹の中にある神経細胞の集まりを刺激し、ドーパミンの分泌を促す。
そして前頭葉の働きが高められ、ワーキングメモリーが活性化するという一連の流れがわーっと生み出されるのです。
「ワーキングメモリー」という言葉をご存知の方も多いと思いますが、
脳のメモ帳ともいわれる、このワーキングメモリーの働きをよくする効果が、実は「おいしく食べる」という行為によってもたらされるのです。
ワーキングメモリーは記憶という面だけでなく、創造性のある思考をするときにも使われます。
広い視野でのびやかに思いを巡らせる。
その原動力が強化されていくのですね。
摂取カロリーや栄養素が足りているかは身体維持の問題。
「おいしく食べているか」ということは脳の栄養の問題なんです。
だから、ダイエット中であったり、ちょっと食事制限をしなくてはいけないというときにも、「おいしいなあ」「うれしいなあ」という感覚はぜったいに必要なんです。
それと、もうひとつ大事なのは「空腹になってから食べる」ということ。
Hunger is the best sauce. 空腹は最高のスパイス!
とソクラテスが言ったとか言わないとか・・・哲学的ことわざというだけではなく、脳科学的にもきちんと空腹を感じてから食事を摂ったほうが脳の活性化に効果的であるといわれています。
断食をしたあとのおかゆのおいしさといったらないですよね!
おかゆの温かさが五臓六腑にしみわたるだけでなく、「うわあ~めっちゃおいしいぃ~」という至福感が脳にもしみわたっているわけです!(これは極端な例ですけど(笑))。
ほんとうに「食べる」ことって大切。
私たちも食べること、大好きです。
お店でいつも、「今日はお昼に何食べる~??」って朝から話しています(笑)
お客様も巻き込んで、一緒にお昼を食べたり、おやつをお取り寄せしてみたりしてワイワイと楽しんでいます。
痩せるコースに取り組んでいる方にも、食事はちゃんと楽しく食べてくださいって言います。
どんなものを食べたらいいかという注意事項はもちろんありますが、あんまり無茶な制限を課して、脳も体もしょぼくれてしまってはなんのためのダイエット・メンテナンスかわからなくなってしまいますからね。
適当に食べる、とか、むすーっとしながら食べるっていうのは苦手です。
るんるん♪うきうき♪しながら食べて脳内もわくわくがいっぱい!
こんな素敵なことはありませんね、嗚呼☆食いしん坊万歳!
みなさん、今日は何を食べますか?
おいしい~!しあわせ~!っていう感覚の積み重ねが、あなたの脳のエネルギーとなります。
食事の時間を、今日も楽しんでくださいね。
私も「脳のために」(笑) またおいしい抹茶のおやつを探して食べたいと思います!
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