J is for “Joy and sorrow are next door neighbors ”
「禍福は糾える縄の如し」
高校の漢文の授業で、司馬遷の「史記」を知りました。その中のこの一文はとても心に残っていて、私の支えになっています。
良いことも悪いことも、より合わせる縄のように交互にやってくる。
もうだめだ!というピンチに陥ってもそれがきっかけで以前より事態を好転させることがあるという故事です。
私はけっこう根暗なので(笑)落ち込むととことんいってしまう性質だったんですけど、この言葉に出会ってからは「あーそういうもんだよなあ」と妙に納得し、あいかわらず落ち込むことは落ち込みますが、その落ち込みを悲観することはなくなりました。いずれ良いことが巡ってくるーと思うと、落ち込んでいる自分もなんだか客観的に見えてきて冷静でいられます。
言葉の力もありますが、このお仕事をとおしてからだを整えることの大切さを知るようになり、またそれを実践することで、なにかネガティブなことが起きてもなんとか精神を折らずに乗り切れる「自分の核」ができつつある気がします。ダメージを受けても持ちこたえられるのは気持ちの強さだけでは無理です。からだがいうことを聞いてくれなければ。
だからこその「予防美学」なんです。
からだが悲鳴をあげてからケアするのではなく、未来をみすえて、なにかあった時こそふんばれる体づくりが必要と考えています。
マイナスなことが起きて、悲しんだり怒ったり泣きたかったりするのは自然なことだし、必要なことです。次は必ずプラスの出来事が待っていますから、ひととおり落ち込んだら「どんな良いことが起こるのかな」って楽しみにしていてくださいね。
からだに疲れが蓄積されていると、プラスの出来事がやってきていることに気づかないで通り過ぎてしまうこともありますから、しっかりキャッチできるように受け入れ態勢は万全に。
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